第22回日本口腔ケア協会学術大会
令和3年2月26日(土)・金沢市・石川県文教会館(Webハイブリッド開催)

ご挨拶

　この度、第22回日本口腔ケア協会学術大会を金沢大学大学院医薬保健学総合研究科外科系医学領域顎顔面口腔外科学分野が担当することとなりました。金沢市で本学術大会が開催されるのは初めてで、担当する私達もとても楽しみにしています。当初私達は皆さんを金沢にお招きし、現地にて学会開催できることを楽しみにしていました。しかしながら、新型コロナ感染症が予断を許さない状況であり、学会場とWeb開催のハイブリット形式としました。金沢に来ていただける方には会場で、来られない方にはWebで参加して頂きたいと思います。もし、感染状況が許せば、この機会に、皆様方にもぜひ金沢に足を運んでいただき、学会に参加して、また金沢の食や文化も楽しんでいただきたいと思います。

　今回の学術大会のテーマは「口腔ケアからつなぐ医療と生活 〜口腔機能管理から食支援まで〜」としました。それに伴い、２つのシンポジウムと特別講演を企画しています。シンポジストは、この分野で活躍されている、様々な職種から８人の先生にお願いしています。ぜひシンポジウムに参加して頂き、多くの皆様と学術的な討論ができることを希望しています。

　特別講演は公立松任石川中央病院耳鼻咽喉科の塚谷才明先生にお願いしました。先生は多くの患者さんの摂食・嚥下をサポートしておられ、今回は「高齢者の嚥下に向きあう ～嚥下サポートチームの取り組み～」についてお話し頂けます。とても興味深い御講演になるものと期待しております。

　２月の寒い時期ではありますが、より多くの皆様方に学会にご参加頂きたいと思います。また、皆様がこの学術大会から日々の臨床にお役に立てる情報を得ることができるものと期待しています。何卒宜しくお願い申し上げます。